【甲賀市 観光】信楽焼ミュージアムがリニューアル!入館無料で散策にオススメの場所!

信楽焼ミュージアム
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信楽高原鉄道・信楽駅から徒歩5分程度の場所にあり、信楽の歴史や特徴などの展示から信楽焼を学ぶことができます。

目次

信楽焼ミュージアム とは

信楽焼ミュージアムの正式名称は”信楽伝統産業会館”といいます。

1977年11月に開館し、2020年4月28日に移転リニューアルした館内はとても綺麗で、信楽焼について理解が深められます。ここで信楽焼についての知識を深めてから町歩きができると思います。

名称信楽伝統産業会館
住所滋賀県甲賀市信楽町長野1203
Tel0748-82-2345
会館時間9:00~17:00
休館日毎週木曜日
入場料無料
駐車場あり / 無料
HPhttps://www.city.koka.lg.jp/shigarakiyaki/

館内の雰囲気

2020年4月28日に移転リニューアルされた市営の無料博物館で、信楽焼の実物を見ながら歴史を学べます。
規模は小さいので短時間で見終わりますが、予備知識の勉強がてら立ち寄ると良いと思います。
日本六古窯の説明から、信楽焼き独特の風合いなどの資料から信楽焼きを学ぶことができます。

そもそも信楽焼とは

たぬきの置物や大物陶器で知られる信楽焼きですが、もともとは紫香楽宮(しがらきのみや)の屋根瓦を焼くことから始まったと伝えられています。

▼紫香楽宮 : 奈良時代に聖武天皇が近江国・現在の滋賀県甲賀市に設けた離宮のこと。

信楽地方は良質な陶土で名高く、高温にも耐え、信楽焼の特徴である温かみのある土の質感や色合いを生み出します。この淡く温かみのある”緋色(火色)”を追い求めることは、信楽の陶芸家の大きなテーマと言えるかもしれません。

信楽の土の特徴

信楽の土は、耐火性に富み、可塑性(かそせい)とともに腰が強いといわれ、大物づくりに適し、かつ小物づくりにおいても細工しやすい粘性が特徴。
釉薬を用いずに焼成すると非常に温かみのある緋色(火色、オレンジ色、スカーレット色)が発色します。

可塑性 : 固体に外力を加えて変形させ、力を取り去ってももとに戻らない性質。

スカーレット=緋色(ひいろ)

NHK 朝の連続テレビ小説のタイトルである「スカーレット(英語:scarlet)」は色の名前であり、信楽焼の淡く温かみのある”緋色(火色)”からきています。

「スカーレット」は、戸田恵梨香演じるヒロイン・川原喜美子が地元の信楽焼に惹かれ、男ばかりの陶芸の世界に飛び込んでいく物語です。(2019年10月~2020年3月に放送)

信楽はなぜたぬき?

ここからは狸八相縁起や信楽の狸が全国的に有名になった経緯をお伝えしていきます。
信楽へ行くとまず出会うのが狸(たぬき)の焼き物。随所に狸・たぬき・狸!
信楽焼のたぬきは日本人に今や馴染み深いものになりました。

なぜ、たぬきなのか?

信楽焼のたぬきは日本人に今や馴染み深いものですが、狸は、「他を抜く」「太っ腹」に通じることから、古くから縁起物とされていました。商売繁盛のために店先に置くのもそのためです。また、たぬきは夫婦愛が強く、パートナーと一生添い遂げることから「夫婦円満」を意味します。

信楽焼たぬきの生みの親

たぬきの焼き物が初めて作られたのは昭和10年頃で、狸庵初代の藤原銕造(ふじわら てつぞう)氏です。
銕造氏は11才頃から京都・清水焼の窯元で修業し、日本一大きな土瓶制作依頼を受けます。大物なら清水より信楽でと思い立って移住されますが、夢で「狸をつくりなさい」とのお告げを受け以後、陶製狸の置物づくりに専念されました。

信楽狸の全国大流行

当初はコツコツと作られていた狸ですが、1951年11月に、昭和天皇が信楽を行幸された際、沿道に旗をもった陶製狸を並べてお迎えしたことを、天皇陛下が大変お気に召され、詠われた歌がマスコミ報道されたのをきっかけに、信楽狸が全国的に大流行することになりました。

「をさなどき あつめしからになつかしも 信楽焼の狸をみれば」

福を呼ぶ狸八相縁起

また信楽焼の狸は、信楽焼たぬきは八相縁起(はっそうえんぎ)と呼ばれる縁起を表しており、笠・目・笑顔・徳利・通い帳・大きなお腹・金袋・尻尾にはそれぞれ意味があります。

災難や悪事を避け、身を守ってくれる
大きな目で周囲に気を配り、正しい判断をする
笑顔いつも笑顔でいることで商売繁盛につながる。
徳利人徳を身につけ、飲食に困らない(商売が上手にいく)ように
通い帳お客様との信頼関係を上手く築けるように
大きなお腹冷静さと大胆な決断力を持つ
金袋金運に恵まれるように
尻尾終わりよければ全てよし。何事もしっかりした終わり方を

まとめ

2020年4月28日に移転リニューアルされた信楽焼ミュージアムで、信楽焼の知識を深めてから町を散策するとまた違った気付きに出会えるかもしれませんね。

・信楽高原鉄道・信楽駅から徒歩5分程度の場所
・入館無料、駐車無料
・木曜日は休館日
・信楽狸は縁起物



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