海なし県の離島、
“沖島”。
日本で唯一
人が住む
湖上の島。
淡水湖の島に
人が暮らしているのは
世界的にも極めて珍しいんだとか。
そんな沖島には
独特の のんびりした時間が
心地良く流れています。
沖島への渡船は
別記事にてまとめています。
↓ コチラから ↓
![](https://www.shigasobi.com/wp-content/uploads/2022/12/IMG_2495-300x225.jpg)
沖島とは
沖島は島の面積が1.51km、
周囲6.8kmの小さくも、
びわ湖最大の島です。
住所は”滋賀県近江八幡市沖島町”となり、
小学校や郵便局もあります。
島の東側(沖島港のある側)に
民家が密集していて、
島の西側には畑が広がっています。
現在、島の住人は約250名ほど。
対して漁船は約220隻と、
殆どの方がマイカーならぬ
マイボートを所有されています。
沖島の歴史については
別記事にてまとめています。
↓ 詳しくはコチラから ↓
![](https://www.shigasobi.com/wp-content/uploads/2022/12/IMG_2992-300x225.jpg)
沖島へ上陸
![](https://www.shigasobi.com/wp-content/uploads/2022/12/IMG_2510-1024x768.jpg)
さて、堀切港から
沖島通船のフェリーに乗り
沖島漁港に到着しました。
ここ沖島漁港は、1982年(昭和57)に9年がかりで完成した
埋め立てによる漁業施設です。
琵琶湖の漁獲水揚げ量の約半分を担っているそう。
桟橋を歩いて沖島へ上陸すると
まず見えてくる建物が沖島漁協会館です。
漁協会館では”湖島婦貴の会(ことぶき)”の
ご婦人グループが佃煮や食事の
調理・販売をされています。
沖島のオープンでローカルな
食堂での食事は、別記事にてまとめています。
↓ コチラから ↓
![](https://www.shigasobi.com/wp-content/uploads/2022/12/IMG_2455-1024x768.jpg)
島内マップが漁協会館に置いてあるので
行き先の参考にしましょう。
また島で唯一の公衆トイレが
隣りにあります。
島の移動手段
![](https://www.shigasobi.com/wp-content/uploads/2022/12/IMG_2506-1024x768.jpg)
沖島の特徴と言えば、
三輪自転車の多さです。
島内には車が一台もありません。
主な交通手段は“三輪自転車”。
停車中に見られる
サドルカバーが特徴的な
のんびりした沖島の風景!
煎餅や海苔が入っていたであろう
四角いカンカンや鍋を
雨やけのサドルカバーとして
利用する姿は、沖島ならでは。
漁協会館では三輪自転車の
レンタサイクルもされてます。
レンタサイクル・ガンガン
島のメインストリート
![](https://www.shigasobi.com/wp-content/uploads/2022/12/IMG_2461-1024x768.jpg)
沖島漁港から町の方へ歩いてすぐに
島のメインストリート。
道幅は4mほどでしょうか。
東西に1kmほどかと思われます。
あたりまえですが
信号機はなく、自動車も走っていません。
おきしま公園
![](https://www.shigasobi.com/wp-content/uploads/2022/12/IMG_2464-1024x768.jpg)
漁港から歩いて2分ほどの
町の中心に近い場所に位置する
おきしま公園。
公園のすぐそばに洗濯物が干されている
姿に驚きと笑いが。
飾り気のない日常が
沖島の魅力なんでしょうね。
島の町並み
![](https://www.shigasobi.com/wp-content/uploads/2022/12/IMG_2504-1024x768.jpg)
広い平地が少ない沖島。
沖島の大部分は山で覆われており、
平らな土地を確保するのが非常に難しい島。
島の南東部に、民家は軒を接して建てられ、
通路は家に挟まれた軒下です。
島の西側
![](https://www.shigasobi.com/wp-content/uploads/2022/12/IMG_2469-1024x768.jpg)
漁港から300mほども歩けば
島の反対側(西側)に到着します。
西側の平地部は少なく、
山と湖の間にできた平らで
有効な場所に畑や民家が建っています。
![](https://www.shigasobi.com/wp-content/uploads/2022/12/IMG_2470-1024x768.jpg)
畑の土留めにも花崗斑岩が利用されているのは
沖島ならでは。
漁港で販売されている食事の野菜は
全て沖島の畑で栽培されたものらしいです。
(湖島婦貴会のおばちゃん言っておられました)
花崗斑岩と沖島の歴史については
別記事にてまとめています。
詳しくはコチラから
島の西側にかかる沖島桟橋
![](https://www.shigasobi.com/wp-content/uploads/2022/12/IMG_2474-1024x768.jpg)
沖島港の反対側のびわ湖は眺めがまた違い
比良山系が一望できる景色は勇ましい。
今年からBIWAKOビエンナーレに
新エリアとして沖島が追加されました。
島の西側にかかる沖島桟橋に
アート作品のPlankton。
掛嶌山 西福寺
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掛嶌山 西福寺(かけしまざん さいふくじ)
浄土真宗本願寺派のお寺で、創建は室町時代。
1843年に(天保十三)に現在の場所に
本堂が建立され、今に至っているとのこと。
山門を入ると左手に蓮如上人の石像があります。
奥津島神社(おきつしまじんじゃ)
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![](https://www.shigasobi.com/wp-content/uploads/2022/12/IMG_2483-1024x768.jpg)
![](https://www.shigasobi.com/wp-content/uploads/2022/12/IMG_2490-1024x768.jpg)
民家が建ち並ぶ細い路地を抜け、
小高い山の中腹に鎮座する神社で
712年(和銅5年)に藤原不比等によって
創祀されたそうな。
![](https://www.shigasobi.com/wp-content/uploads/2022/12/IMG_2500-1024x768.jpg)
とても静かで見晴らしの良い場所なので
晴れた日には特にオススメ。
立派な石段や社殿から
今も島の人たちから
大切にされていることがうかがえます。
沖島郵便局
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世界でも数少ない湖上の有人島にある
郵便局”近江八幡沖島郵便局”。
限定の風景印もあるそうです。
記念に発送してみるのもいいですね♪
沖島小学校
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淡水湖上の離島で日本唯一の小学校です。
2022年度の新入生は6名を迎え、
在学児童は11名となりました。
1960年(昭和35)のピーク時には
児童数は129人いたそうな。
「島の猫」で脚光を浴びた沖島
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世界的な動物写真家として知られる
岩合光昭氏の写真集で紹介され
一躍「猫の島」として
知られるようになった沖島。
時間を忘れたような島と
ほのぼのとした猫のいる風景が
眺めていて、癒やされると
SNSで話題となりました。
ですが、この日見た猫は港にいる2匹だけ。
なんでも猫を島外へ持ち帰る
女性を目撃したとかしないとか。
真相は分かりませんが、
2匹の猫は漁港で人懐っこい姿を
見せて観光客を癒やしてくれる
様子は見ることができました。
小さな島なのでサクッと観光するだけなら
30~40分位でぐるっと見て回ることができます。
また、沖島は隠れた桜スポットでもあります。
4月上旬の季節になると
そこらじゅうに桜並木が・・・♪
桜の期間は”桜まつり”も
毎年開催されています。
(開花状況により期間は変動)
独特の のんびりした時間が
心地良く流れる沖島は
魅力がたくさん♪
※島には島民の方の日常があります。
生活の迷惑にならないように
島の雰囲気を楽しんでくださいね。
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