大津祭 2023
湖国三大祭の一つで、国指定重要無形民俗文化財に指定されている”大津祭”。京都祇園祭の風情を色濃く継承した、大津市四宮町にある天孫神社の祭礼です。
大津祭の特徴は、絢爛豪華(けんらんごうか)な13基の曳山が、コンチキチンと優雅なお囃子(はやし)を奏でながら、からくり人形を操り旧大津市内を巡行するところです。
イベント名 | 大津祭2023 |
開催日程 | 山建 2023年10月1日(日) 宵宮 2023年10月7日(土) 本祭 2023年10月8日(日) |
会場 | 天孫神社及びJR大津駅前周辺一帯 |
問合せ先 | 大津祭曳山連盟 |
電話 | 077-525-0505 |
公式URL | http://www.otsu-matsuri.jp/home/ |
屋台が出店される場所 <大津祭 2023>
4年ぶりの通常開催となる大津祭ですが、例年ですと下記3ヶ所で屋台が多く出店されていました!(^^)!
- 天孫神社境内
- 天孫神社駐車場
- 中央大通り
また例年の屋台出店とは別に、コロナ渦に人気が集まったキッチンカーも今年は出店されるかもしれません☆
天孫神社境内 <屋台出店場所>
天孫神社の境内には例年、ひしめき合うように屋台が出店しお祭りと屋台フードを楽しめていました♪
天孫神社駐車場 <屋台出店場所>
天孫神社では、境内の向かいにある駐車場でも屋台が出店していました。
今年はキッチンカーが出店するかもしれませんね(^_-)-☆
中央大通り <屋台出店場所>
大津駅から真っすぐ琵琶湖に向かう”中央大通り”でも屋台が出店されていました!(^^)!
おすすめの駐車場・最寄り駅 <大津祭 2023>
大津祭(天孫神社)へのアクセスは、JR大津駅か京阪電車 島ノ関駅です。
最寄り駅 | 距離 | 徒歩時間 |
JR大津駅 | 350m | 6分 |
京阪電車 島ノ関駅 | 500m | 7分 |
京阪電車 びわ湖浜大津駅 | 500m | 7分 |
京都・大阪・兵庫からでも新快速が停まる大津駅が便利!
新快速なら京都駅からわずか9分です(^^)
また、大津祭には専用の駐車場はありません!
名神高速道路 大津ICから車で6分ほどと、利便よく車で大津祭へ出向かれる方も多いはずです。
そこで、大津祭にオススメの会場周辺の”有料駐車場(コインパーキング)”をご紹介していますので、ぜひコチラの記事を参考にしていただけると幸いです。
開催スケジュール <大津祭 2023>
大津祭は、かつては10月9日が宵宮(よみや)、10日が本祭(曳山巡行)でした。
現在は、挽き手が集まりやすいよう10月の第2月曜日(体育の日)の前日が本祭、前々日が宵宮になっています。また本祭の1週間前が”山建て”といって、曳山の組立が早朝から始まり、半日ほどで組み上げられます。
山建て | 2023年10月1日(日) 8:30-15:00 |
宵宮 | 10月7日(土) 夕刻ー21:00 |
本祭 | 10月8日(日) 9:00-17:30 |
本祭 巡行地図(大津祭マップ)
10月8日(日)大津祭・本祭にて、曳山が巡行される場所は下図のようになっています。
曳山は朝9時までに天孫神社前に集合し、13基の曳山が出発。旧大津市街をねり歩きながら、からくりが演じられます。お昼は中央大通りにて、一同に展示され絢爛豪華なになります。昼休憩をはさんだ後も午後5時30分まで、氏子中を回り大津の旧市街は終日お祭り一色の賑わいに包まれます♪
大津祭の歴史
大津祭がいつごろ始まったか、明確な資料はありませんが、一説には江戸時代の初め(慶長年間 1598-1624)からと考えられています。
また大津祭の曳山発祥の起源は、鍛治屋町の塩売治兵衛が祭りの日に狸の面をかぶり踊ったところ、多くの見物人が集まりおおいに賑わったそうです。そこで町内で相談し、竹からみの屋台を作り治兵衛をのせ町内を練り歩き出したことがきっかけだとか。
大津祭の見どころ
大津祭は、①宵宮(よみや)②曳山(ひきやま)③からくり(所望)④お囃子(はやし)⑤厄除け粽(ちまき)が見どころです。
宵宮(よみや)
宵宮は本祭り前日に行われ、夜9時過ぎまで多くの人で賑わいます。無数の大吊り提灯飾り付けられ、曳山が美しく浮かび上がり、お囃子やからくり人形など装飾品が公開され華麗に彩られます☆
曳山(ひきやま)
大津祭に曳き出される曳山は、約400の歴史があるもので、曳山巡行では奉納やからくりなど、さまざまな出来事があります。曳山は1基につき25人くらいでひいており、事前に応募すれば曳山をひくことができるそうですよ(*´з`)
また、曳山を飾る”幕”も見どころの一つで、国内の祭りの中でも祇園祭と並び値段の付けられない最高級なもの。曳山の四方に彩られた幕は、中国の明・清時代の綴れ織りやヨーロッパのタペストリーなどの渡来品や、京都西陣の優れた技術で織られたものです。
からくり(所望)
大津祭では、からくりを演じることを所望(しょうもん)といいます。能楽や中国の故事などの物語の一部を切り取って見せる他にはないからくりが特徴。
曳山巡行中には25ヶ所で所望が行われますが、その場所には赤く染めた御幣が掲げられ、見物に訪れた人にもすぐに分かるようになっています。
お囃子(はやし)
大津祭の賑わいを一層引き立てるお囃子は、京都の祇園祭から直接伝わったもの(祇園囃子)。太鼓・笛・鉦(かね)の三種類によって構成される大津祭のお囃子の曲目は長いもので1~2分。短いものでは数十秒を繰り返すことで、奉納やからくりなどの出来事に柔軟に対応できるよう工夫されています。
厄除け粽(ちまき)
大津祭といったら”ちまきまき”。曳山の上から囃子方(はやしがた)さんが撒いた粽(ちまき)は持ち帰ることができます。昔は祇園祭でもやっていましたが、現在は実施しておらず全国的にも珍しく、曳山にのった囃子方さんと見物客が一体となり盛り上がる様子はまさにお祭り♪
ちなみに持ち帰った粽は、家の玄関に飾り悪いことが起こらないようにお願いするといいそうです。また粽の他、”手ぬぐい”も撒かれ、曳山ごとに違う13種類の手ぬぐいを集める人もいるのだとか(^^♪
曳山巡行 有料観覧席
精巧なからくり人形をのせた曳山巡行の見せ場、所望(からくり演技)を特別な場所から見物できる、有料観覧席のチケットの販売が9月9日より受付開始されました。
まとめ
大津祭 2023を楽しむ、屋台の出店情報や曳山巡行マップなどについてご紹介してきました。豪華絢爛な本祭はもちろん、提灯に彩られた曳山も素敵です。
秋の湖国のお祭りをお楽しみくださいね!(^^)!
以上です。
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